先端医療として扱われるため、全額自費診療となるインプラントですが、美容目的や贅沢品ではないため、医療控除の対象となる場合もあります。1本20万円~40万円ともなる高額なインプラントの治療費ですが、医療控除の申告を行うことで、かかった医療費の還付を受けることが可能です。
インプラントの治療費に対して医療控除を利用するには、インプラントにかかった費用や交通費の領収書をしっかりと保管しておく必要があります。医療控除の申告は、確定申告時に行うため、2月頃から申告が可能になります。
申告の時期になったら、保管しておいた領収書と給与の源泉徴収票等により確定申告を行い、還付に必要な手続きを行います。通常、10万円~200万円までの医療費が、控除の対象となりますが、受けられるかは個人個人の状態によります。人によってはある程度の還付を受けることができるので結果的に高額なインプラント治療費の負担を減らすことが可能となります。
インプラントは第三の歯とも呼ばれ、自分の歯と変わらない使用感を得ることが出来ます。また、きちんとメンテナンスを行えば半永久的に使用が可能である素晴らしい先進技術です。しかし、全額自己負担が必要な高額な医療費がネックとなりインプラントを受けることを躊躇している方もいるかと思います。
そこで、少しでもインプラントの治療費負担を減らすために、医療控除の利用をするのはもちろんのこと、より多くの控除を受けるための工夫も必要です。例えば、一般的に収入が多いほど還付額も大きくなるので、家族分の医療費をまとめておいて、一番収入の多い人物の名前で申告し還付を受けるようにする等です。
しかし、税務署への申告に不慣れで、どのような申告方法がより多く還付を受けられるかよく分からない場合もあります。そのような場合は国税庁のホームページで調べる事もできますし、または最寄の税務署に問い合わせたりして調べてもらうと良いでしょう。
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